保守のうさぎ随筆

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両班とは2-2

2010-06-09
両班とは1-2
昨日のつづきです。

(10) 李氏朝鮮時代には、特別職につくための「文科、武科」科挙(試験の
     ようなもの)があり、科挙は良民全体に門戸が開かれていたが、
     これを受験するためにはある程度の経済力が必要となり、事実上、
     両班、特権階級の人間のみで占められていった。

(11) 李氏朝鮮時代、両班を頂点に、はっきりとした身分階級ができた。
     中人(雑化を排出する階級)、常民(農民)、賤民が出来た。

(12) 儒教(朱子学)の教えのもと、労働行為そのものを忌み嫌うようになった。
     これが「転んでも自分では起きない」「箸と本より思いものは持たない」
     と言われる両班の性質である。

(13) 常民以上を良民とし、選民は良民に戻ることが可能な奴婢(ノビ)と、
     それも不可能な白丁(ペクチョン)で構成され、居住、職業、結婚
     などに制約が課せられていた。

(14) 奴婢は市場で人身売買された。白丁以外には、僧侶、巫堂(ムーダン)
     妓生(キーセン)などがいた。

     ※ムーダン…様々な祈願のときの踊り子。主に女性。楽士は主に男性。
     ※キーセン…売春婦

(15) この身分階級は、日韓併合後に廃止された。

(16) 李朝末期のドサクサや身分の売買、などでどんどん両班、自称両班が
     増えていき、朝鮮半島の相当多数が戸籍上、両班となっている。

(17) 現在の韓国人の大多数が両班の血を引くと自称しているが、族譜を
     見れば大体分かる。

日本にも有名な「士農工商」や、非人や、エタがありましたが、この二つの
階級が出来上がった経緯には、よくわかっていない部分もあり諸説あるようです。

一説には非人はお金を払えば庶民に戻ることができるが、エタは一生涯、
「平人(ひらびと、または、ひらんど)=庶民」に戻ることはできませんでした。

上の二行は、ある質問箱の回答からの引用ですが、李氏朝鮮の奴婢と似てますね。

しかし、現在でも半島の殆どが両班の末裔とは。

両班というだけで身分を悪用、収奪、虐待、殺人など、悪いことも
山ほどやったというのは、知らないのか、確信犯なのか、どうなんですかね。

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