保守のうさぎ随筆

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読書について~トラウマもあるよ!2-2

2010-03-15
コミック 本
前回に続いて「その二冊」を紹介したいと思います。
一冊目はこれです。

「ハンニバル」(上・下) トマス・ハリス
ハンニバル

元は記者でしたが大規模テロを扱った「ブラックサンデー」でデビュー。

「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」につづくハンニバル・レクターもの完結編です。
最新作は「ハンニバル・ライジング」が出版されてるけど、何とも言えず手がでない。

ネタバレは無しにするので、簡単な感想にしときます。

トマス・ハリス氏の本はなんと言うか、描写が絶妙なんですよね。
さらりと流すかと思えば、次にはどーんっと突き落とされる。

スティーヴン・キングも序文で引用していますが、
「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくて
  はならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
                                 ニーチェ
まさにこんな気分になります。
そしてハンニバル・レクター三部作の中では圧巻でした。

読後にその気分を一人では抱えきれず、当時よく利用していた掲示板へと
書き込んだところ、みなさんそれぞれの思いがあったようで楽にはなりました。

トマス・ハリス氏の本は素晴らしいと思うのですが、この方何しろ寡作でして。
デビューが1975年だけど全5作。
さすがにこれだけの物を書くのは精神的にキツい、まさしく深淵を覗き込む、
レクター博士と向き合うことが続く作業なのかも知れません。

もしこれを読んでみよう、と思う方は「レッド・ドラゴン」から読むことをお勧めします。
あと、グロを全く受け付けない方はやめといたほうがいいかもです。
映像では無い分マシですが描写は素晴らしい(?)ですので。

二冊めはこれです。

「クージョ」 スティーヴン・キング
クージョ

こちらはご存知、今ではストーリーテラーの大御所ですね。
クージョについては簡単にあらすじを書く事ができます。

狂犬病にかかったセントバーナード犬とそれを取り巻く人々の話です。

この本は読む人によっては全く大丈夫かもしれません。
ダメっぽい人の条件を書くとネタバレにつながるので書けませんが。

キングはストーリーテラーと言われるだけあって、初期作品はとにかく読んでて怖いです。
これぞ恐怖小説です。逆に映画化されても、原作ほど怖くない。
(これは訳者の功績もかなりあると思います。)
「シャイニング」も怖かったですが、映画はタダのクレイジーオヤジな印象でした。

もちろん、怖いばかりではなく「ドロレス・クレイボーン」なども名作だと思います。

逆にあの「貞子」のでてくる本(題名忘れたごめん)は、小説自体は読んでても
全く怖くない。あの余りに有名な井戸&貞子のシーンは猛烈に怖いです。

キングは好きで愛読していましたが、近年のキング氏の恐怖は、別の次元へと
移行したのか、初期のようなスーパーナチュラル的な話とはかなり変わりました。
それでももちろん、全くない事はありません。

ハインラインもそうですが、余りに想像力豊か、描写力もすごい作家は
時を重ねるうちに、さらなる高みへと上ってしまう事もあるようです。

自分の中にあるものを表現、描写しても、読み手がついていけなくなって
しまうと言うか、ハインラインの後期作品、キングの作品のいくつかはこんな
感想を持ちました。

みなさんはどんな本を読みますか。
推理小説以外は何でもありなので、おすすめ本などありましたら
教えていただけたらうれしいです。

>>怪獣ゴンさん 
はじめまして。拍手とコメントありがとうございます。
自分でも「なげぇ!」と思う長文ですが、こりずにまた、
思いだしたときにでも来て下さいね。

コメント

はじめまして

「ハンニバル」は原作も読みました。
「クージョ」「シャイニング」は映画でしか観ていません。

「シャイニング」は、監督があのスタンリー・キューブリックだということで、かなり期待して臨んだのですが、「映画はタダのクレイジーオヤジな印象」

まさにその通りでした(笑)

主演のジャック・ニコルソン、演技過剰です。

「悪魔のいけにえ」の方が「シャイニング」よりも100倍コワイです(笑)


また書き込みさせていただきます。


今後ともよろしくお願いします。

Re: はじめまして

>>サッド・カフェさん
はじめまして。
ハンニバル読まれたんですね、勇者です。

キング自身もあの「シャイニング」は酷評してるので、キューブリック版「シャイニング」
になりますかね。内容はさておき、クレイジー加減は相当なものでしたし(笑)
キュープリック作品で印象に残っているのは「時計仕掛けのオレンジ」です。

シャイニング、原作おすすめですよ。少しずつ歯車がずれていくのが怖いです。
キング自身が脚本を書いた映画「ペットセマタリー」はかなり原作に近いかも。

悪魔のいけにえ、怖いですか。
ホラー好きとしてはもちろん知ってるのですが、スプラッタはダメで避けていた作品なんです。

コメントありがとうございます。うれしいです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

3月16日の本文をこちらに移しました。
ちゃんと返信欄があるのに気がつかずすみませんです。

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